続いて配列の初期化について見ていきます。 次のようにすることで、配列変数の宣言と同時に配列を作成して変数に代入することが出来ます。

初期値を与えて配列を作成する (配列初期化子)
Imports System

Class Sample
  Shared Sub Main()

    ' 長さが3の配列を作成し、各要素にそれぞれ文字列"Alice", "Bob", "Charlie"を設定する
    Dim arr1 As String() = New String(2) {"Alice", "Bob", "Charlie"}
    Dim arr2 As String() = New String() {"Alice", "Bob", "Charlie"}
    Dim arr3 As String() = {"Alice", "Bob", "Charlie"}

    ' 長さが5の配列を作成し、各要素にそれぞれ数値0, 1, 2, 3, 4を設定する
    Dim arr4 As Integer() = New Integer(4) {0, 1, 2, 3, 4}
    Dim arr5 As Integer() = New Integer() {0, 1, 2, 3, 4}
    Dim arr6 As Integer() = {0, 1, 2, 3, 4}

  End Sub
End Class

このコードにおいて、arr1, arr2, arr3はすべて同じ長さで同じ内容が格納された配列となります。 arr4, arr5, arr6も同様に同じ内容が格納されています。 このコードのnew以降の部分は配列作成式、中括弧 { } の部分は配列初期化子と呼ばれます。 配列作成式で配列の長さを指定する場合、配列初期化子で記述されている要素数と合っていないとコンパイルエラーとなります。