C#では、エスケープシーケンス\xnおよび\unnnnを使うことで文字のUnicodeコードポイントを16進数で指定してリテラルを記述できます。 \unnnnは常に4桁でコードポイントを指定する必要がありますが、\xnの場合桁数は可変です。 そのため、\xnに続けて数値を記述しようとする場合、意図しないエスケープとならないよう注意する必要があります。

エスケープシーケンス\xと\uを使ってコードポイントを指定して文字を記述する
using System;

class Sample {
  static void Main()
  {
    Console.WriteLine("\x61");      // 0x61(U+0061) 'a' が表示される
    Console.WriteLine("\x6100");    // 0x6011(U+6100) '愀' が表示される
    Console.WriteLine("\x061");     // 0x61(U+0061) 'a' が表示される
    Console.WriteLine("\x0061");    // 0x61(U+0061) 'a' が表示される
    Console.WriteLine("\x006100");  // 0x61(U+0061) 'a' と '00'が表示される
    Console.WriteLine();

    Console.WriteLine("\u0061");    // 0x61(U+0061) 'a' が表示される
    Console.WriteLine("\u6100");    // 0x6011(U+6100) '愀' が表示される
    Console.WriteLine("\u006100");  // 0x61(U+0061) 'a' と '00'が表示される
  }
}
実行結果
a
愀
a
a
a00

a
愀
a00

VBには\xn\unnnnのような文字列中でコードポイントを記述するエスケープシーケンスはありません。 代わりに、ChrW関数を使うことによりUnicodeコードポイントから文字を取得することができます。

Imports System

Class Sample
  Shared Sub Main()
    Console.WriteLine(ChrW(&H61)) ' "a" が表示される
  End Sub
End Class