yumを使用してFedora 7をFedora 8にアップグレードする方法。
アップグレード手順
最初に、現在のバージョンを確認。
まずは事前準備としてyum-utilsをインストールしておく(古いカーネルが原因でアップグレード途中に失敗する場合があるので、消せるように念のためインストールする)。
続いて、fedora-release, fedora-release-notesをダウンロード、インストールする。
インストールすると/etc/yum.repos.dにFedora 8用のrepoファイルが作成されるので、必要に応じてFedora 7のものとマージする。 rpm.livna.orgなどのリポジトリを利用している場合は、それらのrepoファイルもアップデートする。
次に、yumを使ってFedora 7からFedora 8にアップグレードする。
パッケージの依存関係に問題が無ければ、以上の手順で新しいパッケージのインストールが行われ、アップグレードは完了する。 必要に応じてインストールされた新しい設定ファイル(*.rpmnew)の内容を確認・マージする。 最後に、再起動して正常に起動したらバージョンを確認しておく。
アップグレード後に発生した問題
- eth0が立ち上がらない
- /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0がifcfg-eth0.bakにリネームされていた。 ファイル名を戻してifupして解決。 リネームされた原因は不明。