MonoDevelop 2.2をソースからビルドしてインストールする手順。 検証に使った環境はUbuntu 10.04 (Lucid Lynx) DesktopおよびFedora 12 Desktop。
MonoDevelop本体
MonoDevelopが必要とするアセンブリのインストール
MonoDevelopが必要とするアセンブリをあらかじめインストールしておく。 必要になるものは以下のアセンブリ。 各アセンブリのインストール方法についてはMono 2.6 のビルド・インストールを参照のこと。
- MonoDevelopが必要とするアセンブリ・パッケージ
- Mono Addins
- gtk-sharp
- monodoc
- gecko-sharp
- gtksourceview-sharp
- mono-debugger (デバッガを使用する場合)
ソースのダウンロードとconfigure
configureの結果を確認する。
ビルド、インストール
問題が無ければ、makeする。
ビルドしたものをインストールせずすぐに実行したければmake runする。
インストールするには、make installする。
インストールが完了したら、monodevelop -Vでmonodevelopの出力を確認する。
デバッガ
Mono Debugger support
ソースのダウンロードとconfigure
configureの結果を確認する。
ビルド、インストール
問題が無ければ、makeする。
インストールするには、make installする。
GDB Debugger support
ソースのダウンロードとconfigure
configureの結果を確認する。
ビルド、インストール
問題が無ければ、makeする。
インストールするには、make installする。
デバッガの動作確認
[ツール]メニューの[アドインマネージャ]を開き、Debuggingの下に「MDB support for Mono.Debugging」がリストされていることを確認する。
次に、プロジェクトを開き適当な場所にブレークポイントを設定したあと、[実行]メニューの[デバッグ]を使って実行する。 正しく動作すれば、このようにブレークポイントで停止し、カーソルをポイントすれば変数の内容が表示される。