Ubuntu 9.04 Jaunty Jackalopeの初期設定メモ。
- このメモの目的と内容
- ノートPCを開発機兼内向けサーバ機として使うための自分用メモ
- インストールにはubuntu-9.04-alternate-amd64を使用
- アップグレードではなくクリーンインストール
- デスクトップ環境をインストール後、サーバ用カーネルを追加でインストール
最新バージョンでの初期設定内容はUbuntuにて掲載しています。
インストール時の設定
- [ネットワークの設定]
- [ネットワークを手動で設定]
- IPアドレス、ゲートウェイ、ホスト名、ドメイン名、DNSサーバ等を設定
- [ネットワークを手動で設定]
- [ディスクのパーティショニング]
- [手動]
- /usr, /, /srvを別々のパーティションにマウント
- マウントオプションはrelatime
- ファイルシステムは/usrと/でext3、/srvでext4を使用
- スワップは念のため実メモリの2倍のサイズを用意
- [手動]
- [ユーザーとパスワードのセットアップ]
- 「ホームディレクトリを暗号化しますか?」→[しない]
- [ソフトウェアの選択とインストール]
- 「言語サポートをダウンロードしますか?」→[はい]
上記以外の設定はデフォルトのまま。
サービスの設定
常時起動するサービスの設定
[システム]メニュー→[システム管理]→[サービスの管理]
- 以下のサービスだけ起動する
- anacron
- cron
- alsa-utils
- apport
- gdm
- dbus
- hotkey-setup
- avahi-daemon
- rsync
- klogd
- sysklogd
- acpid
- 停止するサービス
- bluetooth
- atd
- cups
- 開始するサービス
- alsa-utils
自動起動するプログラムの設定
[システム]メニュー→[設定]→[自動起動するアプリ]
- 「自動起動するプログラム」から下記のもの以外を削除
- GNOME Login Sound
- GNOME キーリングのデーモン
- GNOME スプラッシュスクリーン
- GNOME 設定デーモン
- GNOME 設定デーモンのヘルパー
- Indicator applet
- Seahorse のデーモン
- アップデート通知
- ネットワーク・マネージャ
- 新しいハードウェアのドライバを確認する
- 電源の管理
- 停止するもの
- AT SPI レジストリのラッパー
- Bluetooth Manager
- Evolution Alarm Notifier
- ユーザ・フォルダの更新
- リモート・デスクトップ
- 印刷キューのアプレット
- 視覚支援
端末の設定
ランチャのgnome-terminalの起動オプションに引数を追加。
デフォルトのエディタをvimにする。
以下の内容で~/.vimrc作成。
~/.bashrcに以下追記。
ソフトウェアの削除・インストール
リポジトリの設定
medibuntuリポジトリを追加
Synapticパッケージマネージャの設定
[システム]メニュー→[システム管理]→[Synaptic パッケージ・マネージャ]
- [設定]メニュー→[設定]
- [全般]タブ
- メインウィンドウ内でパッケージ情報を表示する
- 変更のを正常に適用できた場合に終了の確認をする
- [全般]タブ
- [設定]メニュー→[リポジトリ]
- [Ubuntuのソフトウェア]タブ
- main, universe, restricted, multiverse
- 「CD-ROM/DVDからのインストール」しない
- [サードパーティのソフトウェア]タブ
- (Medibuntuが追加されていることを確認)
- [アップデート]タブ
- アップデートの確認 2日ごと
- インストールできるアップデートを通知のみする
- [統計情報]タブ
- 統計情報を提供する
- [Ubuntuのソフトウェア]タブ
ソフトウェアの削除・インストール
不要なソフトウェア、自分でビルド・インストールするソフトウェアの削除。
使用するソフトウェアのインストール。
サーバカーネル・ヘッダのインストール。
パッケージ情報の更新とアップデート。
その他のソフトウェアの削除
[システム]メニュー→[システム管理]→[不要パッケージの管理]
- 削除できる不要なソフトウェアを削除する
ローカルネットワーク用DNSサーバの設定
/etc/hostsに追記。
/etc/resolv.confに追記。
dnsmasqの設定を書き換える。
再起動
ここまででいったん再起動。 再起動後にps, pstree, topで必要なさそうなプロセスが動いてないかチェックする。
デスクトップ環境の設定
NTPサーバとの同期
[システム]メニュー→[システム管理]→[日付と時刻の設定]
- 設定を「インターネット上のサーバと同期させる」に変更
- 近くのNTPサーバを設定
キーボード設定のカスタマイズ
[システム]メニュー→[設定]→[キーボード]
- 適当にカスタマイズ
マウス設定のカスタマイズ
[システム]メニュー→[設定]→[マウス]
- 適当にカスタマイズ
スクリーンセーバー設定のカスタマイズ
[システム]メニュー→[設定]→[スクリーンセーバー]
- 適当にカスタマイズ
サウンドデバイスのテスト・効果音等のカスタマイズ
[システム]メニュー→[設定]→[サウンド]
- 各デバイスをテスト
- ミキシングが正常に動作することを確認
- サウンドの設定をカスタマイズ
パワーマネージメント設定のカスタマイズ
[システム]メニュー→[設定]→[電源の管理]
- [AC電源使用時]タブ
- 「システムをスリープする」→しない
- 「画面をスリープする」→しない
- [バッテリー使用時]タブ
- 「システムをスリープする」→しない
- 「画面をスリープする」→5分
- [全般]タブ
- 「電源ボタンを押したら」→「ダイアログを表示する」
- 「通知エリア」→「充電中または放電中の時だけアイコンを表示する」
SCIMのカスタマイズ
[システム]メニュー→[設定]→[SCIM入力メソッドの設定]
- [フロントエンド/全体設定]
- 「キーボード配列」→「日本語」に変更
- 「SCIM開始」→Zenkaku_Hankakuのみに変更
- [IMエンジン/Anthy]
- キーバインド
- 「キーバインドテーマ」→ATOKに変更
- キーバインド
キーボードショートカットのカスタマイズ
[システム]メニュー→[設定]→[キーボードショートカット]
- [デスクトップ/Lock screen]→Ctrl+Alt+Deleteに変更 (Ctrl+Alt+Deleteを押したときログアウト画面ではなくスクリーンのロックが起動するようする)
デフォルトで使用するアプリケーションのカスタマイズ
[システム]メニュー→[設定]→[お気に入りのアプリ]
- [インターネット]タブ
- 「ウェブ・ブラウザ」→Firefoxに変更
- 「メール・クライアント」→Thunderbirdに変更
- [マルチメディア]タブ
- 「マルチメディア・プレイヤー」→Totemに変更
- [システム]タブ
- 「端末エミュレータ」
- その他に変更
- コマンド: gnome-terminal
- 起動オプション: --geometry=120x20
- 「端末エミュレータ」
テーマ・壁紙・フォントのカスタマイズ
[システム]メニュー→[設定]→[外観の設定]
- [テーマ]タブ
- 適当にカスタマイズ
- [背景]タブ
- 適当にカスタマイズ
- [フォント]タブ
- フォントをSansからVL Pゴシック、MonospaceからVLゴシックに変更
- フォントサイズをカスタマイズ
- 描画の種類をカスタマイズ
- テーマ・アイコン等
Ctrl+Alt+BackspaceでXorgを再起動できるようにする
マウントしたデバイスのアイコンを非表示にする
/home/の不要なディレクトリを削除する
「デスクトップ」を含めデフォルトで作成されるディレクトリの表記を英語にする。
表示されるダイアログにしたがって変更すればOK。 ディレクトリを削除する前に、削除しても二度と作成させないようにする。
Desktop, Pictures以外を削除する。
グラフィックスドライバを有効にする
[システム]メニュー→[システム管理]→[ハードウェア・ドライバ]
- ドライバをインストールして有効にする
開発環境の設定
Ruby
Ruby 1.8とRuby 1.9をインストールする場合、リンクを張る。
lighttpd + WebDAVの設定
/etc/lighttpd/lighttpd.confを編集。
ディレクトリを作成。
ログ出力ディレクトリのパーミッションを変更。
lighttpdを再起動
xinetdを使用するサーバのアクセス制御設定
telnetdの設定
/etc/xinetd.d/telnetを作成。
svnserveの設定
/etc/xinetd.d/svnを作成。
ユーザを追加。
ディレクトリを作成。
rsyncdの設定
/etc/xinetd.d/rsyncを作成。
/etc/rsyncd.confを作成。
ディレクトリを作成。
root宛てメールの送信先の変更
/etc/aliasに追記。
aliasを更新。
Subversionクライアントの設定
~/.subversion/configのテンプレートを作成する。
~/.subversion/configを編集。
~/.colordiffrcをコピーする。
~/.colordiffrcを編集。