2次元配列を宣言・作成し要素を参照する例について見てみます。 次の例では1次元目の長さが3、2次元目の長さが4の計3×4個の要素を持つ2次元配列を作成しています。
2次元配列を宣言する場合は、次元毎に要素数(またはインデックスの最大値)をカンマで区切って記述します。 2次元配列内の各要素を参照する場合も同様にインデックスをカンマで区切って記述します。
上記のコードで作成される2次元配列を図式化すると次のようになります。 1次元目を縦方向、2次元目を横方向で表しています。
matrix[0, 0] | matrix[0, 1] | matrix[0, 2] | matrix[0, 3] |
matrix[1, 0] | matrix[1, 1] | matrix[1, 2] | matrix[1, 3] |
matrix[2, 0] | matrix[2, 1] | matrix[2, 2] | matrix[2, 3] |
初期値を与えて多次元配列を初期化する方法、多次元配列における配列初期化子については§.初期化 (配列初期化子)で解説します。
3次元以上の配列を宣言・作成する場合も同様に、1次元目, 2次元目, 3次元目, … と次元の数だけカンマで区切って長さを指定します。