等価性比較のカスタマイズ例として、HashSetでKeyValuePairを扱う例をみてみます。 次の例では、KeyValuePairからKeyの値を取得して比較を行うクラスKeyValuePairEqualityComparerを作成し、それをHashSetのコンストラクタに渡しています。 これによりKeyValuePair同士の比較ができるようになり、HashSetでKeyValuePairを扱うことができるようになります。
この例のKeyValuePairEqualityComparerではKeyの値のみを比較しているため、Valueにどのような値が格納されているかといったことは一切考慮されません。 Keyの値が同一であれば、Valueの値に関わらず同一の要素とみなされます。