Typeクラスでは次のようなメソッドによって型で定義されているメンバの情報を取得することができます。 これらのメソッドを使うことによって、型情報からメソッドやフィールドなどのメンバを参照することができ、そこから更にメソッドの呼び出しやフィールドの値の取得など(詳細は§.MemberInfo派生クラスを使ったメンバの呼び出しで後述)を行うことができます。
メソッド | 動作 |
---|---|
GetMember
GetMembers |
指定された名前のメンバ、あるいはすべてのメンバを取得する。 メンバ情報はMemberInfoクラスで返される。 |
GetConstructor
GetConstructors |
指定された引数リストのコンストラクタ、あるいはすべてのメンバを取得する。 ConstructorInfoクラスが返される。 |
GetEvent
GetEvents |
指定された名前のイベント、あるいはすべてのイベントを取得する。 EventInfoクラスが返される。 |
GetField
GetFields |
指定された名前のフィールド、あるいはすべてのフィールドを取得する。 FieldInfoクラスが返される。 |
GetMethod
GetMethods |
指定された名前・引数リストのメソッド、あるいはすべてのメソッドを取得する。 MethodInfoクラスが返される。 |
GetProperty
GetProperties |
指定された名前のプロパティ、あるいはすべてのプロパティを取得する。 PropertyInfoクラスが返される。 |
戻り値として返されるMethodInfoなどのクラスはすべてMemberInfoクラスから派生したクラスとなっています。 MemberTypeプロパティを参照するとメンバの種類をMemberTypes列挙体で取得することができます。
このようにして取得したMemberInfoを使うことにより、メソッドの呼び出しやフィールドの取得・設定などの操作を行うことができます。