独自に定義した型は通常そのままではソートできません。 この場合、ソートができないことを表す例外InvalidOperationExceptionがスローされます。
これはソート対象の大小関係が定義されていないために発生します。 ソートを行うためにはソート対象の大小関係が比較できなければなりませんが、上記の例ではAccountクラスの大小関係がどこにも定義されておらず比較ができないため、ソートの際に例外が発生しています。
Array.Sortメソッドでソートを行うには、ソート対象の型にIComparable<T>(またはIComparable)インターフェイスを実装するか、あるいはSortメソッドの引数にIComparer<T>(またはIComparer)インターフェイス、もしくはComparison<T>デリゲートを指定する必要があります。
詳しくは複合型のソート・複数キーでのソートを参照してください。 また個々のインターフェイスとその実装方法については大小関係の定義と比較を参照してください。