1つ目は、Sortメソッドで昇順にソートしてから、Reverseメソッドで逆順(つまり降順)にするものです。 配列・ArrayList・List<T>にはそれぞれArray.Reverse, ArrayList.Reverse, List.Reverseの各メソッドが用意されていて、これを使うことで要素を逆順に並び替える事が出来ます。

SortメソッドとReverseメソッドを使って配列を降順にソートする
Imports System

Class Sample
  Shared Sub Main()
    ' ソート対象の配列
    Dim arr() As Integer = New Integer() {5, 2, 3, 1, 4}

    ' ソート
    Array.Sort(arr)

    ' リバース
    Array.Reverse(arr)

    For Each val As Integer In arr
      Console.Write("{0}, ", val)
    Next
    Console.WriteLine()
  End Sub
End Class
実行結果
5, 4, 3, 2, 1, 

Reverseメソッドそのものは単に要素を逆順に並び替えるだけなので、Reverseメソッドだけを呼び出しても降順には並び替えられません。 必ずSortメソッドで昇順にソートしてから呼び出す必要があります。

Reverseメソッドは、Array.SortList.Sortメソッドと同様、元になった配列・コレクション自体の内容を逆順にします(破壊的変更)。 非破壊的な方法で降順にソートしたい(元の配列・コレクションは維持したままにしたい)場合は、OrderByDescendingメソッドを使用することができます。