2つ目は、SortメソッドとComparison<T>デリゲートを組み合わせる方法です。 Sortメソッドに特に引数を指定しない場合、Sortメソッドはデフォルト(つまり昇順)の並び替え順序でソートします。 Sortメソッドの引数に並び替え順序を定義したメソッドを表すComparison<T>デリゲートを指定すると、その順序に従ってソートするようになります。
したがって、降順に並び替えるよう動作を定義するメソッドを用意してそれをSortメソッドに渡すことにより、降順にソートする事ができます。 なお、この方法はComparison<T>デリゲートを引数にとることが出来るArray.SortメソッドとList.Sortメソッドで使うことが出来ます。 (ArrayList.SortメソッドではIComparerを指定する必要があります)
SortメソッドとComparison<T>デリゲートについては、複合型のソート・複数キーでのソートでも改めて解説します。
Sortメソッドと型ごとのデフォルトのソート順については基本型とデフォルトのソート順で解説しています。