Console.WriteLineやConsole.ReadLineなど、直接対応するメソッドがある標準入出力とは異なり、Consoleクラスには直接標準エラーへ書き込むためのメソッドは用意されていません。
標準エラーへの書き込みを行う場合は、Console.Errorプロパティを使って書き込みを行います。 Console.ErrorもConsole.Outと同様、標準エラーへの書き込みを行うTextWriterとなっています。
標準出力と同様、標準エラーの実際の出力先はコンソールウィンドウ、リダイレクトされたファイルやIDEの出力ペインなどとなり、アプリケーションの種類や実行環境によって変わります。
コマンドラインでのリダイレクト・パイプと標準入出力との接続についてはMS-DOSコマンドプロンプトTips §.パイプとリダイレクトを参照してください。