.NET Standard 2.1/.NET Core 2.0以降において、StartsWithおよびEndsWithメソッドは、IndexOf・LastIndexOfメソッドと同様にchar
を引数にとるバージョンが用意されているため、文字単位で一致を調べることができます。 Containsメソッドも同様に、.NET Standard 2.1/.NET Core 2.1以降でchar
を引数にとるバージョンが用意されています。
Contains・StartsWith・EndsWithの各メソッドでは、char
を引数にとるオーバーロードでも文字列比較時の動作をStringComparisonで指定することができます。 文字列比較時のオプションStringComparisonについては文字列と比較オプション・カルチャの並べ替え規則 §.StringComparison列挙型とStringComparerクラスで詳しく説明しています。
それ以外のバージョンでは、Contains・StartsWith・EndsWithの各メソッドにchar
を引数にとるバージョンが用意されていないので、文字単位での一致を調べることはできません。 文字列が指定された文字で始まる/終わる/含むかどうかを調べるには、IndexOf・LastIndexOfメソッドを使う必要があります。
次の例は、IndexOf・LastIndexOfメソッドを使って、char
を引数にとるContains・StartsWith・EndsWithメソッドを実装したものです。