MonoDevelopをGitのソースからビルドしてインストールする手順。 ビルドに使用した環境はUbuntu 12.04 (Precise Pangolin)。 本文は2013年06月24日現在のバージョンに基づく。 また、本文中の所要時間はCore 2 Duo E6600を積んだマシンで計測したもの。
ここで紹介する手順では、ディストリビューションが提供しているバージョンのMonoDevelopと共存できるようにするため、/opt/mono/3.0にインストールする。
MonoDevelop本体
MonoDevelopが必要とするアセンブリのインストール
MonoDevelopが必要とするアセンブリをあらかじめインストールしておく。 必要になるものは以下のアセンブリ。 各アセンブリのインストール方法についてはMono 2.10 のビルド・インストールを参照のこと。
- MonoDevelopが必要とするアセンブリ・パッケージ
- Mono (2.10.8以上)
- Mono Addins
- gtk-sharp (2.12.8以上)
- monodoc
- gecko-sharp
- gtksourceview-sharp
- mono-debugger (デバッガを使用する場合)
ソースのチェックアウトとconfigure
--selectオプションをつけて./configureを実行し、ビルドするアドインを選択/解除する。 何も入力せずにENTERを押すとconfigureが開始される。
configureの結果を確認する。
ビルド、起動
問題が無ければ、makeする。 makeを開始すると、自動的に必要なサブモジュールのダウンロードも行われる。
ビルドしたものをインストールせず、すぐに実行したければmake runする。
インストールするには、make installする。