.NET FrameworkのSystem.Collections名前空間には様々な機能を持った便利なクラスが複数存在します。 これらはコレクションと呼ばれ、一般的に使う配列の様に一つのコレクションオブジェクトが複数のオブジェクトを保持する一方、配列とは異なり、ソートや動的な領域確保など配列にはない機能も持っています。 また、キューやスタック、リスト、集合などのデータ構造もコレクションとして用意されています。
ここではそのコレクションクラスについて解説します。 LINQおよびEnumerableクラスなどで提供される拡張メソッドについても一部触れていますが、詳細については解説しません。 必要に応じて他のドキュメントを参照してください。
- コレクションの種類と特徴
- ジェネリックコレクション
- ジェネリックコレクション(1) List
- ジェネリックコレクション(2) Dictionary
- ジェネリックコレクション(3) SortedListとSortedDictionary
- ジェネリックコレクション(4) LinkedList
- ジェネリックコレクション(5) Stack
- ジェネリックコレクション(6) Queue
- ジェネリックコレクション(7) HashSetとSortedSet
- 汎用ジェネリックコレクション
- 汎用ジェネリックコレクション(1) Collection/ReadOnlyCollection
- 汎用ジェネリックコレクション(2) ObservableCollection/ReadOnlyObservableCollection
- 汎用ジェネリックコレクション(3) KeyedCollection
- その他のコレクション・未整理事項
なお、以下のページでも列挙やソートなどコレクションの操作に関連することについて解説しています。