PrivateFontCollectionはフォントファイルからフォント情報を読み込み、フォントファミリを保持するためのクラス。 例えばシステムにインストールされていない独自のフォントを読み込み、それを使ってテキストを描画するなどの目的に用いる。
フォントは、フォントファイルからだけではなく、メモリ上に存在するフォント情報からも作成することができる。
主なコンストラクタ
- PrivateFontCollection()
- インスタンスを生成する。
主なメソッド
- void AddFontFile(string)
- 指定されたファイルからフォント情報を読み込み、内部コレクションにフォントファミリを追加する。
- void AddFontFile(IntPtr, int)
- メモリ上に展開されているフォント情報を読み込み、内部コレクションにフォントファミリを追加する。
主なプロパティ
- Families (FontFamily[])
- 内部コレクションに含まれるフォントファミリを参照する。
主な呼び出し順序
- new PrivateFontCollection()
- AddFontFile()
- Familiesプロパティから参照したFontFamilyを用いてFontのインスタンスを生成する。
使用例
PrivateFontCollectionを用いてフォントファイルを読み込み、読み込んだフォントを用いてテキストを描画する例。