Ubuntu 8.04 Hardy HeronにMonoDevelop 1.0をインストールしたときの手順。 パッケージは用いずソースからインストールした。 またインストール先は/usr/localとした。
※Ubuntu 7.04 Feisty Fawnでも同じ手順でインストールできます。
MonoDevelopが必要とするアセンブリのインストール
MonoDevelopが必要とするアセンブリをあらかじめインストールしておく。 必要になるものは以下のアセンブリ。
- MonoDevelopが必要とするアセンブリ
- monodoc
- mono-tools
- Mono Addins
- GtkSharp
- GnomeSharp
- GeckoSharp
- gtksourceview-sharp
コンパイル時に必要なパッケージのインストール
コンパイル時に必要となるパッケージをあらかじめインストールしておく。 必要になるものは以下のパッケージ。
- MonoDevelopが必要とするパッケージ
- gettext
ソースのダウンロード
Mono 1.2.6以前の環境でC# 3.0、Linqを使用したい場合は、展開したソースに対して以下で紹介するパッチを当ててください。
コンパイル、インストール
configureの結果を確認する。
問題が無ければ、make、make installする。
インストールが完了したら、monodevelop -Vでmonodevelopの出力を確認する。
Mono 1.2.6以前の環境でC# 3.0およびLinqを使用する場合
Mono 1.2.6以前の環境において、MonoDevelop 1.0でC# 3.0の機能およびLinqを使用したコードをコンパイルできるようにするパッチです。 (Mono 1.9以降のgmcsでは標準で-langversion:linqが有効になっているため、このパッチを当てなくてもC# 3.0の機能およびLinqを使用したコードをコンパイルできます)
-
- サイズ
- 2.3kB
- sha1sum
- bb626f714487c9f554a4a18e89f84b64bc7cb99f
展開したソースに対して下記の手順でパッチを当ててからコンパイルしてください。
[プロジェクトオプション]→[一般]→[コンパイラオプション]の言語オプションをDefaultからLinqに変更することでC# 3.0およびLinqを使用したコードをコンパイル出来るようになります。 C# 3.0で追加されたキーワード類のハイライトするには、/usr/share/gtksourceview-1.0/language-specs/csharp.langを書き換えてください。
"Inotify watch limit is too low"と表示されて起動できない場合
Inotify Watches Limit - MonoDevelopに書かれている対処法にしたがって、/etc/sysctl.confに次の一行を追記する。
追記したら一度再起動して変更を反映する。