MonoDevelop 2.4.2をソースからビルドしてインストールする手順。 検証に使った環境はUbuntu 11.04 (Natty Narwhal) Desktop。
MonoDevelop本体
MonoDevelopが必要とするアセンブリのインストール
MonoDevelopが必要とするアセンブリをあらかじめインストールしておく。 必要になるものは以下のアセンブリ。 各アセンブリのインストール方法についてはMono 2.10 のビルド・インストールを参照のこと。
- MonoDevelopが必要とするアセンブリ・パッケージ
- Mono Addins
- gtk-sharp
- monodoc
- gecko-sharp
- gtksourceview-sharp
- mono-debugger (デバッガを使用する場合)
ソースのダウンロードとconfigure
configureの結果を確認する。
ビルド、インストール
問題が無ければ、makeする。
ビルドしたものをインストールせずすぐに実行したければmake runする。
インストールするには、make installする。
なお、2.4.2の時点ではUbuntu UnityのGlobal Menuに対応していないようで、メニューが表示されないので注意。
デバッガ
Mono Debugger support
ソースのダウンロードとconfigure
configureの結果を確認する。
ビルド、インストール
問題が無ければ、makeする。
インストールするには、make installする。
GDB Debugger support
ソースのダウンロードとconfigure
configureの結果を確認する。
ビルド、インストール
問題が無ければ、makeする。
インストールするには、make installする。
デバッガの動作確認
[ツール]メニューの[アドインマネージャ]を開き、Debuggingの下に「MDB support for Mono.Debugging」がリストされていることを確認する。
次に、プロジェクトを開き適当な場所にブレークポイントを設定したあと、[実行]メニューの[デバッグ]を使って実行する。 正しく動作すれば、このようにブレークポイントで停止し、カーソルをポイントすれば変数の内容が表示される。