続いて配列の初期化について見ていきます。 次のようにすることで、配列変数の宣言と同時に配列を作成して変数に代入することが出来ます。

このコードにおいて、arr1, arr2, arr3はすべて同じ長さで同じ内容が格納された配列となります。 arr4, arr5, arr6も同様に同じ内容が格納されています。 このコードのnew以降の部分は配列作成式、中括弧 { } の部分は配列初期化子と呼ばれます。 配列作成式で配列の長さを指定する場合、配列初期化子で記述されている要素数と合っていないとコンパイルエラーとなります。

配列の長さを記述する場合は配列初期化子の要素数と一致していなければならない
Imports System

Class Sample
  Shared Sub Main()

    ' 配列の長さと、配列初期化子の要素数が一致していないのでコンパイルエラーとなる
    Dim arr As String() = New String(1) {"Alice", "Bob", "Charlie"}
    ' error BC30568: 配列初期化子に 1 個の要素が余分に含まれています
  End Sub
End Class