標準の書式の他にも、独自に書式を定義して文字列化することもできます。 例えば、年月だけ出力したい、西暦の桁数を指定したい、時刻を12時間制にしたい、ミリ秒部分の精度を指定して文字列化したい、といったように、標準の書式では定義されていない書式で文字列化したい場合にはカスタム書式指定子を使用することができます。
次の例では、いくつかのカスタム書式指定子を使ってDateTime・DateTimeOffsetを文字列化しています。
上記の実行結果からも分かるように、カスタム書式指定子にもローカライズされるものとそうでないものが存在するため、実行環境に設定されているカルチャ(ロケール)によっては結果が異なる個所があります。 日付・時刻の区切り記号もエスケープしない限りローカライズの対象となる点に注意が必要です。 上記以外のカスタム書式指定子やその詳細についてはカスタムの日付と時刻の書式指定文字列にまとめられています。