Randomクラスでは、一つのインスタンスが一つの乱数系列として動作します。 またRandomクラスでは、個々のインスタンスに異なるシード値(seed, 乱数の種)を与えることにより、複数の乱数系列を生成することができます。
Randomクラスのコンストラクタでは、乱数系列のシード値を指定することができます。 このとき、同一のシード値を与えた場合は同一の乱数系列となり、同じ乱数を生成します。 これにより、インスタンスを生成したときのシード値を保存しておくことで、そのときと同じ乱数を生成するという使い方もできます。