Regex.Matchメソッドで正規表現にマッチする箇所が見つかった場合は、SuccessプロパティがTrue
のMatchインスタンスが返されます。 この際、Valueプロパティには実際にマッチした部分の文字列が設定されます。 同様に、IndexプロパティとLengthプロパティにはマッチした部分のインデックスと長さが設定されます。
Match.Successプロパティを参照して正規表現にマッチする個所があるかどうか調べる
using System;
using System.Text.RegularExpressions;
class Sample {
static void Main()
{
var text = "The quick brown fox jumps over the lazy dog";
var pattern = @"\w{5,}"; // 5文字以上の単語
var m = Regex.Match(text, pattern); // 最初にマッチする箇所を取得
if (m.Success) { // マッチする個所があれば、SuccessはTrueとなる
Console.WriteLine(m.Value); // マッチした個所の文字列を取得する
// Index・Lengthプロパティにはマッチした個所のインデックスと長さが設定される
// (実際にマッチした個所の文字列はValueプロパティで取得できるが、
// 次のようにしても取得することができる)
Console.WriteLine(text.Substring(m.Index, m.Length));
}
}
}
実行結果
quick quick