ConsoleクラスのメソッドWrite, WriteLineなどを使うことで標準出力への書き込みを行うことができます。 標準出力の実際の出力先はコンソールウィンドウ、リダイレクトされたファイルやIDEの出力ペインなどとなり、アプリケーションの種類や実行環境によって変わります。

Write, WriteLineメソッドでは書式を指定した書き込みもできるようになっています。

Console.WriteLineメソッドで書式を指定して数値・日時などの値を標準出力に書き込む
using System;

class Sample {
  static void Main()
  {
    var intValue = 42;
    var doubleValue = 3.141592654;
    var dateTimeValue = new DateTime(2013, 8, 24, 1, 2, 3);

    // int double, DateTimeの値をそれぞれ異なる書式で出力する
    Console.WriteLine("{0:D4} {1:N3} {2:hh:ss}", intValue, doubleValue, dateTimeValue);
  }
}
実行結果
0042 3.142 01:03

書式を指定した書き込みについては書式指定子で解説しています。