Streamからデータを読み込むには、Readメソッドを使います。 Readメソッドの引数・戻り値は次のとおりです。
- 第1引数 buffer
- Streamから読み込んだデータを格納するためのバイト配列
- 第2引数 offset
- Streamから読み込んだデータを格納する際の、格納先となるバイト配列中の開始インデックス
- 第3引数 count
- Streamから読み込むデータの最大バイト数
- 戻り値
- 実際にStreamから読み込めたデータのバイト数
つまり、Readメソッドの戻り値をlenとすると、ReadメソッドでStreamから読み込んだデータはbuffer[offset]からbuffer[offset + len - 1]の範囲に格納されることになります。
上記の例で使用しているBitConverter.ToStringメソッドはバイト配列を見やすい形式に変換するためのもので、Readメソッドを使った読み込み処理の本質とは無関係のものです
Readメソッドでは、指定したバイト数の分だけ読み込みを試みますが、指定したバイト数ちょうどのデータが一度に読み込まれるとは限りません。 例えば、読み込んだ結果ストリームの終端に達した場合や、NetworkStreamにおいてデータが送受信の途中だった場合などは、Readメソッドが読み込むバイト数は指定したバイト数よりも少なくなります。