言語によって構文に多少の違いはありますが、配列を作成するには、次のように格納される要素の型と格納できる要素数(配列の長さ)を指定して行います。 構文は似通っていますが、C#では格納できる要素数、VBではインデックスの最大値を指定するという間違いやすい相違点があるので、両言語を並行して扱う際は注意が必要です。

配列を作成する
Imports System

Class Sample
  Shared Sub Main()
    ' 長さが3(インデックスの最大値が2)の文字列型配列を作成
    Dim arr1(2) As String

    ' 長さが12(インデックスの最大値が11)のInteger型配列を作成
    Dim arr2(11) As Integer

    ' 長さが0(インデックスの最大値が-1)のInteger型配列を作成
    Dim arr3(-1) As Integer
  End Sub
End Class

上記の例のように長さ(要素数)が0の配列(=要素が1つも格納されない配列)も作成することが出来ます。 長さ・要素数を0には出来ますが、当然マイナスにすることは出来ません。

長さが0の配列については後述の§.空の配列でも詳しく解説します。

配列の作成方法のバリエーションについては後述の§.配列の宣言と初期化を参照してください。