実数リテラルには、通常の実数表記と、指数表記の二種類があります。 指数表記の場合、仮数部E(+|-)指数部
のように記述します。 例えば3.0×108は3.0e8
や3.0E+8
と記述します。 また、値の型(精度)を明記するためにサフィックスを付けることもできます。
実数リテラルを使って実数表記で実数値を記述する
using System;
class Sample {
static void Main()
{
var fpi = 3.14f; // float型・実数表記の実数リテラル
var dpi = 3.14; // double型・実数表記の実数リテラル
// 実数形式・指数形式でそれぞれの値を表示
Console.WriteLine("{0:F}, {0:E}", fpi);
Console.WriteLine("{0:F}, {0:E}", dpi);
}
}
実行結果
3.140, 3.140000E+000 3.140, 3.140000E+000
Console.WriteLineメソッドでの数値の文字列化と、実数形式の書式指定子F
および指数形式の書式指定子E
については、書式指定子 §.F, f (fixed-point/固定小数点)・書式指定子 §.E, e (exponential/指数)を参照してください。