実数リテラルには、通常の実数表記と、指数表記の二種類があります。 指数表記の場合、仮数部E(+|-)指数部
のように記述します。 例えば3.0×108は3.0e8
や3.0E+8
と記述します。 また、値の型(精度)を明記するためにサフィックスを付けることもできます。
実数リテラルを使って指数表記で実数値を記述する
Imports System
Class Sample
Shared Sub Main()
Dim sc As Single = 3.0E+8F ' float型・指数表記の実数リテラル(3.0×10^8)
Dim dc As Double = 3.0E+8 ' double型・指数表記の実数リテラル(3.0×10^8)
Dim sg As Single = 9.80665E-2F ' 9.80665×10^-2
Dim dg As Double = 9.80665E-2 ' 9.80665×10^-2
' 実数形式・指数形式でそれぞれの値を表示
Console.WriteLine("{0:F}, {0:E}", dc)
Console.WriteLine("{0:F}, {0:E}", dg)
End Sub
End Class
実行結果
300000000.00, 3.000000E+008 0.10, 9.806650E-002
Console.WriteLineメソッドでの数値の文字列化と、実数形式の書式指定子F
および指数形式の書式指定子E
については、書式指定子 §.F, f (fixed-point/固定小数点)・書式指定子 §.E, e (exponential/指数)を参照してください。