日時には様々な表記が存在するため、文字列からDateTime・DateTimeOffsetへの変換はその逆よりも考慮すべき事柄が多く、すべての表記に対応しようとすると複雑になります。 まずはシンプルな例として、Parseメソッドを使った例を見ていきます。
DateTime.ParseおよびDateTimeOffset.Parseメソッドは、引数で与えられた文字列を解析し、DateTime・DateTimeOffsetに変換た結果を返します。 Parseメソッドは、標準の書式としてサポートされている形式での解析を試み、解析できた場合はその結果を返します。
Parseメソッドに指定された文字列が日時として解析できない場合や、日時として不正な形式・値の場合は、例外FormatExceptionがスローされます。
Parseメソッドで変換できない場合にFormatExceptionがスローされることを望まない場合や、変換できた場合・できなかった場合で処理を分岐させたいような場合は、Parseメソッドの代わりにTryParseメソッドを使うこともできます。