ProcessStartInfoでは、子プロセスの標準ストリームで使用するエンコーディングを指定することができます。 子プロセスの標準ストリームが自プロセスとは異なるエンコーディングを使用しているなど、標準ストリームでのエンコーディングを指定する必要がある場合には、以下のプロパティで指定します。
StandardOutputEncoding/StandardErrorEncodingプロパティでは、標準出力・標準エラーで用いるエンコーディングを指定できます。 .NET Standard 2.1/.NET Core 2.1以降では、StandardInputEncodingプロパティで標準入力のエンコーディングも指定できます。
StandardInputEncodingプロパティにUTF-8などのエンコーディングを指定すると、子プロセスの標準入力にBOM(Byte Order Mark)が出力される場合があります。 この動作はランタイムの種類や実行環境によって異なります。 詳細についてはEncodingクラスとBOMありなしの制御 §.標準ストリームを参照してください。